フリーダム株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：古谷 治郎、以下 フリーダム）は、医療機器専門商社の松吉医科器械株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役：吉田 英樹、以下 松吉医科器械）における業務基盤の抜本的見直しを目的としたDXプロジェクトの第2フェーズを、2025年5月1日より本稼働したことを発表します。

本フェーズでは、第1フェーズで導入したSignavioによるビジネスプロセスマネジメント（BPM）と業務可視化の成果をもとに、AS/400で構築された基幹および倉庫管理システムの業務刷新と、情報資産の再設計を実施しました。

倉庫業務には、従来のハンディターミナルに代わり、低コストなスマートフォンで小型QRコードを読み取ることで業務を実行できる当社開発の「LayerCake WMS」を採用。現場の柔軟性と生産性を向上させています。

また、仕入・受注・出荷・請求に至る業務プロセスには、SAP SE（本社：ドイツ）のクラウド型ERP「SAP S/4HANA® Cloud」を導入。LayerCake WMSとの連携はAPI経由でシームレスに実現されており、ERPでカバーできない業務は外部アプリケーションで補完する「Side-by-Sideアプローチ」を採用しました。 ERP環境は、開発を行わない「Clean Core」を堅持しており、松吉医科器械はSAPが今後提供するAI機能や法改正対応などの最新機能を、将来的にも継続して享受できる構成となっています。

SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。

■フリーダム株式会社について
フリーダム株式会社は経営戦略と組織変革に特化したコンサルティング企業で、高成長企業の複雑な課題解決に取り組んでいます。IT戦略とシステムインテグレーションを活用し、経営戦略の具現化、効率化、コスト削減を推進。持続可能な成長と経営基盤の強化を目指しています。

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