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SAP S/4HANA CloudとSalesforce連携が実現する次世代の経営基盤

ERP導入が難しいと言われる理由

ERP(基幹業務システム)は企業経営に欠かせない存在ですが、導入プロジェクトでは次のような課題が発生することが少なくありません。

  • システムごとにデータが分散している
  • 同じ情報を複数システムへ入力している
  • 部門間で情報共有に時間がかかる
  • 導入期間や運用コストが想定以上に膨らむ
  • システムが複雑化し、利用定着が進まない

特にSAPは世界中の大企業で利用されている高機能なERPですが、「導入が難しい」「運用が複雑」といったイメージを持たれることもあります。

しかし近年では、ERPを中心にすべての業務を集約する考え方から、各システムの強みを活かしながら連携する考え方へと大きく変化しています。

なぜ今、SAPとSalesforceの連携が注目されているのか

企業が活用するシステムは年々増加しています。

営業活動はSalesforceなどのCRMで管理し、会計、購買、在庫管理などはSAPで管理している企業も少なくありません。

しかし、システム間の連携が十分でない場合、

  • データの二重入力
  • 情報の不整合
  • 属人的な運用
  • リアルタイムな情報共有の不足

といった課題が発生します。

そこで注目されているのが、APIを活用したSAP S/4HANA CloudとSalesforceの連携です。

従来のようにERPへ直接入力するのではなく、それぞれのシステムが得意な領域を担当しながら、必要なデータを自動的に連携するアプローチが広がっています。

System of EngagementとSystem of Recordを分離するメリット

近年のシステムアーキテクチャでは、

  • Salesforce:System of Engagement(業務実行基盤)
  • SAP S/4HANA Cloud:System of Record(基幹データ管理基盤)

という役割分担が広く採用されています。

営業担当者はSalesforce上で商談や顧客情報を管理し、企業の正式な基幹データはSAPで管理します。

このアプローチには大きく3つのメリットがあります。

業務効率の向上

利用者は自分の業務に最適化されたシステムを利用できるため、作業負荷を軽減できます。

データ品質の向上

ERPをマスターデータの管理基盤として活用することで、企業全体で一貫性のあるデータ管理を実現できます。

教育コストの削減

すべての従業員がERPを操作する必要がなくなり、システム教育や運用負荷を削減できます。

API連携がERP導入を変える

従来のSAP連携では、IDocやRFC、BAPIといったSAP独自技術への対応が必要でした。

そのため、専門知識を持つ技術者への依存や開発コストの増加が課題となっていました。

一方で、SAP S/4HANA CloudではAPI活用が標準となりつつあります。

これにより、

  • 開発期間の短縮
  • 保守性の向上
  • SaaSとの接続性向上
  • 将来的な拡張性の確保

が可能になります。

企業はERPを中心とした閉じたシステム構成ではなく、複数のクラウドサービスを柔軟に組み合わせたシステム基盤を構築できるようになっています。

AI活用の成否を左右するデータ統合基盤

生成AIやAIエージェントの活用が進む中、多くの企業が直面する課題があります。

それは、データがシステムごとに分散していることです。

AIが適切な分析や提案を行うためには、

  • ERPデータ
  • CRMデータ
  • プロジェクト管理データ
  • 契約データ
  • 文書管理システムの非構造化データ

などを横断的に活用できる環境が必要です。

つまり、AI活用の前提となるのはデータ統合基盤の整備です。

ERPやCRMを個別最適で導入するだけでは十分ではなく、システム間のデータをシームレスに連携し、企業全体で活用できる環境を構築することが重要になります。

次世代の経営基盤に求められるもの

今後の企業システムに求められるのは、単一システムへの集約ではありません。

重要なのは、

  • 最適なSaaSを選択すること
  • システム間をシームレスに連携すること
  • データを統合して活用すること
  • AI活用を見据えた基盤を整備すること

です。

SAP S/4HANA Cloud、Salesforce、そしてデータ連携基盤を組み合わせることで、企業は業務効率化だけでなく、将来的なAI活用や経営高度化に向けた基盤を構築することができます。

企業の競争力は、どのシステムを導入しているかではなく、どれだけデータを活用できるかによって決まる時代へと変化しています。

SAP・Salesforce連携からAI活用基盤の構築まで、フリーダムが支援します

企業のDX推進において重要なのは、システムを導入することそのものではありません。

ERP、CRM、業務アプリケーション、AIなど、それぞれの役割を明確にし、全体最適の視点で業務プロセスとデータ基盤を設計することが成功の鍵となります。

フリーダムは、SAP S/4HANA Cloud、Salesforce、ASTERIA Warpを中心としたクラウド基盤の構築・導入支援を行っています。

また、SAPとSalesforceの連携を短期間で実現するための独自アセット群「Sシリーズ」を提供しています。

得意先、仕入先、品目、プロジェクト、受注などの標準的なデータ連携機能をあらかじめテンプレート化することで、導入期間の短縮とコスト削減を実現しています。

さらに、単なるシステム導入支援に留まらず、

  • 業務プロセス設計
  • システムアーキテクチャ設計
  • データガバナンス整備
  • データ統合基盤構築
  • AI活用支援
  • 業務自動化・運用改善

までを一貫してサポートしています。

私たちは、「システムを導入すること」ではなく、「経営の意思決定を支えるデータ基盤を構築すること」を重視しています。

SAPとSalesforceの連携をご検討中の企業様、ERP刷新を進めている企業様、あるいはAI活用を見据えたシステム基盤の整備をご検討中の企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

SAP・Salesforce連携やDX推進についてご相談ください

ERP導入、SAP S/4HANA Cloud移行、Salesforce連携、ASTERIA Warp活用、データ統合基盤構築、AI活用など、企業ごとの課題に合わせた最適なアプローチをご提案いたします。

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